はじめに
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昔ほどではないにせよ、日本には暦を気にする人が多くいます。あなたと結婚相手が、気にしないタイプであれば、その暦を利用して、結婚式場の利用費用を抑えることも可能です。
ただし、配慮するべきポイントもあります。筆者の体験談を参考にしてみてください。
「先負」に挙式
先負とは
六曜においては、静かに過ごすべき日とされ、急用や勝負事は避けるのがよいとされています。午前中はとくに悪く、午後はしだいに良くなるとのこと。つまり一般的には、結婚式にはあまり向いていない日なのです。
先負の挙式の理由は
新郎新婦、その身内を始め、参列予定の多くが、仕事や距離の都合で土曜日を希望していました。挙式を予定した時期の土曜日は、すでに先負しか空いていませんでした。やはり敬遠されているのかと感じました。
筆者たちは、暦注よりも土曜日を優先したので、その日にしました。身内の了解は、ちゃんと取りました。やむを得ずといった感じでした。
結果として
当日に問題はなかったし、16年たった今も、夫婦円満です。それどころか、
先負という、いわゆる「良いお日柄」ではなかったので、割引してもらえました。
お日柄によっては、「割引」してもらえることを、そのとき初めて知りました。最初から、ねらっていたわけではありませんでした。
気をつける点
必ずしも割引があるわけではない
「仏滅」のみ割引があるというケースもあるそうです。筆者の式場は、お日柄によって、割引率も違うシステムでした。
暦注を気にする方も、もちろんいます
まず双方の両親に確認しましょう。そこで了承を得られたとしても、表向きは、積極的にその暦を選んだわけではない、ということにしておいた方が無難かと思います。
スピーチで「本日は、お日柄もよく」という出だしが使えないなど、戸惑う方もいらっしゃるかもしれません。
ケチだと思われる?
仏滅や先負に挙式した理由を、費用を抑えるためとすると、ケチだと思われかねません。あくまでも、この日しか空いていなかったのだというスタンスで。
おわりに
普段は、それほど気にしないことでも、挙式プランが進む中で、はじめて知ること、悩むことなどが出て来ます。暦を気にする・しないは、人それぞれで違います。
周囲の意見を聞きつつ、納得のいく形で、挙式の日を決められるといいですね。
(photo by イラスト・絵カード)